今回の事例は左右とも計4回の膝の手術をし、今でも現役でプロスキーヤーとして活躍されている選手です。
(前十字靭帯損傷、半月板損傷、内側側副靭帯損傷など)
来店された時は膝の違和感を無くしたい、次膝のケガをしたらプロを辞めなければならないかもしれない、という現状を説明してくれました。
当選手はカナダ在住のため、基本はオンラインでのサポートで行っています。

サポートが始まって最初に感じたのは、重心の上下動を膝を中心に行っていることでした。
スキーでは不整地(雪山)に対して自分の重心を激しく上下左右へ制御します。
その動作が全て膝中心に行われてしまうことで膝への負荷が集中してしまったものと推測しました。
そこで当初取り組んでもらったことは、徹底的に股関節の動きを良くすることです。
三次元的な動きを通して股関節へ感覚入力し続けることや、ランジ動作などの中で股関節主導となる動きを見につけるようなワークを丁寧に繰り返しました。
例えばこのようなワークもやりました。
途中で股関節に感覚が入りにくい要因として足首や腹圧にアプローチすることもありました。
そうして半年ほど、月に2回程度のオンライントレーニングを積んで迎えたサポート後初シーズン。
「膝を気にすることなく1シーズン滑りきれたのは初めてかもしれません」
と嬉しいお言葉をいただけたことを今でも覚えています。
現在はサポートを開始して3シーズン、ケガも不調もなく滑り切ることができ、4シーズン目を迎えています。
トレーニング内容はより抽象化され、上半身と下半身との連動、力感を減らしていくこと、よりキレのある動きを手に入れることなどをテーマに取り組んでいます。
年に数回帰国されるので、タイミングが合えば対面でもセッションをしていますが、基本は全てオンラインでのサポートですが、4度も手術を繰り返している選手でも動きを変えることで違和感なくプレーできるようになります。
オンライントレーニングはどの選手も最初はちゃんと見てもらえるか不安だったり自分が上手くできないかも、と感じますが一度受けてもらえるとどの選手も思ったよりすごく良かった、と言ってくれています。
遠方だけど一度受けてみたい、という方は体験セッションもありますので、ぜひお気軽に受けてみてください。
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