フットサル選手の事例です。
当選手が来店された時はすでに選手として引退した後でした。
引退後に仕事としてインストラクターを始めており、その勉強も兼ねて通いたいということで始まりました。
彼は両膝の前十字靭帯損傷(ACL)、内側側副靭帯損傷(MCL)、後十字靭帯損傷(PCL)、腰椎椎間板ヘルニアなど多くのケガを抱えており、引退を余儀なくされたという過去を持っていました。
これらのケガを既往に持っていると言うことは、膝と腰に動きの負担が集中してしまっていると想像されます。
実際に動きをチェックすると股関節よりも膝を中心にした動作が目立つことや、力を出そうとすると腰に力が入りやすいことが分かりました。
そこで当初は股関節の動きづくりと動作改善を中心に行いつつ、全身の協調性を高めるようなワークを繰り返していきました。

まだtaoができる前から来てくれていました
そうして何ヶ月か経った頃、「復帰しようと思います」と連絡が。
様々なトレーニングをしていくうちに膝や腰の違和感も消え、現役時代よりも動きが良くなってきたのを感じていて、今ならもう一度復帰できると感じたと言ってくれました。
そこからはフットサルの動きに特化しながらトレーニングを重ね、ついにF2リーグに選手として復帰しました。
復帰後も継続してサポートさせていただき、1年と少し、大きなケガもなく選手として見事にやり切ってくれました。
そしてリーグの終了とともに、「今回は悔いなくやり切れました!」と報告してくれました。
一度選手を引退してから、もう一度選手として復活する覚悟と精神的負担はどのくらいのものだろうと、私には想像もつきませんが、その決断をして見事にやり切った当選手をサポートさせてもらえたことが何より幸せでした。
引退したあとの現在も身体をもっと使いやすくなるように、ということで継続して通ってくれています。
アスリートとして現役でいられる期間は決して長くはないけれど、自分の身体とは死ぬまで付き合う。
それをまさに体現してくれている当選手と一緒に成長させてもらえていることに感謝してもしきれません。
彼はきっと次のステージでも大活躍してくれることでしょう。
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